あなたは演じることがありますか?
スポーツ選手は、競技中に苦しくても、つらくても、
それを態度や言葉にはしません。
それは相手選手に悟られないようにしているだけでなく、
強い選手を演じることが
いいパフォーマンスにつながることを知っているからです。
演じることなしに成果を上げることなんてできないのです。
しかし、演じすぎて、
素の自分がわからなくなるようなこともあります。
素の自分がわからなくなると、
自分の方向性がわからなくなったり、
けがや故障を起こしたりしてしまいます。
ポジティブシンキングなんて言いますが、
ときどき、これを意識しすぎている人がいます。
「できる、できる!」「やれる、やれる!」
「気合や、がんばれ!」
とゴリゴリ押し進んでいる人です。
基本的にはポジティブに考えるのがいいのだと思うのですが、
素の自分も受け入れられないと、
スポーツ選手と同じように、
自分の方向性がわからなくなったり、
心や体を壊してしまうかもしれません。
あなたは、素の自分の声に耳を傾けることはありますか?
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私は毎朝、思考法で自分に問いかけています。
時間にしたら15分位で、
毎日何かいいアイデアやいい気づきを
得られるわけではありませんが、
素の自分から出てきた言葉を記録していると、
自分の方向性が見えてきます。
演じる自分と素の自分、両方を大切にしたいものです。
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